浄水 フィルターといえば
エンド・ユーザにおいては、FrameManagerによるプログラムを意識しないレベルのカスタマイズが主であるが、より詳細なカスタマイズを行う際には、VisualWorksによるプログラミングが必要となる。
今後はさらに、Javaもベース言語としてサポートする予定である。
表計算ダイレクト・インタフェース販売/生産/物流管理システムの特徴として、帳票類が非常に多いことがあげられる。
注文書、納品書といった基幹システムから出力することが不可欠の伝票類はともかく、日報/月報の管理帳票の類が、システム構築のコストを非常に圧迫しているのが現状である。
また、これらの管理帳票は非定型的な要素を多く含んでおり、システム設計時にすべての仕様を盛り込むことは困難なことが多い。
Mでは、表計算ダイレクト・インターフェースを使用することにより、画面上の項目をチェックするだけで、そのつど、欲しい帳票を簡単に作成することが可能になる。
カスタマイズのガイドラインMではカスタマイズのためのガイドラインを用意している。
ガイドラインでは、FrameManager/VisualWorksを使用したMにおけるカスタマイズの指針、カスタマイズ方法、およびMRP処理等に影響を及ぼすクリティカルなクラス等が明示されている。
ガイドラインに準拠したカスタマイズを行うことにより、複数のユーザ/インテグレータ(インプリメンテーション・パートナー)間で、各種クラスを流通させることが可能となる。
トレーニングコースMでは、カスタマイズのためのトレーニングコース(機能説明、データの構成/流れ、FrameManagerの使用方法、ガイドラインに則ったカスタマイズ)を常設している。
Mを導入したユーザのほとんどが、カスタマイズのための機能、ルール、トレーニングを利用して、既にエンド・ユーザ・コンピューティングを実践していることは、特筆されるべき点である。
Mの機能Mがサポートする機能をZに示す。
いわゆる“生/販/在”を統合管理するシステムを構築することが可能である。
また、システムの部品化により、部分的なシステムを構築することも可能になる。
(ただしこの場合には、例として「在庫管理モジュールなしでは出荷管理モジュールは機能しない」という“組合せ上の制約”は発生する)ERPパッケージによっては、全モジュールを導入しないと効果が十分に期待できないものもあるが、Mに関しては部品化の促進によりこのことから免れている。
次にMフレームワークコンセプトを支えるMのアーキテクチャについて述べる。
MのアーキテクチャMは、大きく分けて3つのカテゴリーのクラス群を組み合せた形でアプリケーションを構成している。
(1)画面クラス:画面を表現するためのクラス群、(2)業務クラス:業務ロジックを実装するためのクラス群、(3)データ・クラス:データ構造を表現するためのクラス群画面クラス各画面には、1対1に対応する画面クラスが作成される各画面クラスは、入力するコンボボックスといった部品のクラスや、サブ画面として用いられる他の画面クラスを多数包含している。
(hasaの関係)画面クラス間での継承のような関係はほとんど存在せず、画面クラスのクラス構造は業務のモデルとは基本的に無関係である。
画面クラスや画面部品のクラスは、純粋に画面そのものの振舞いを表現するものである。
与えられたデータをどのように描画すればよいか、あるいは画面のどの位置をクリックすればどのようなデータ操作を起動するか、ということは画面クラスが知っているが、データの取得方法や更新方法など、データ操作の中身については関知していないデータ操作の中身は、業務クラスで実装される。
業務クラス業務のロジックの中身、すなわちデータベースに対してどのようにデータ操作を行うかという点は、業務ロジック・クラスに実装される業務ロジック・クラスは、画面クラスからメッセージを受け取ることにより活性化され、要求されたデータ操作を実行する。
たとえば、「在庫ブローカ」の業務ロジック・クラスは、「在庫照会」の画面クラスから「在庫検索」のメッセージを受け取り、データベースにアクセスしてデータを取得してそれを返す。
また「受注ブローカ」クラスは、「受注入力」の画面クラスから「受注登録」のメッセージを受け取り、受注を登録するトランザクションを実行する。
業務ロジック・クラスは、基本的な機能を実装したクラスをもとに、継承を利用して差分プログラミングを行うことにより、プロジェクト間での差異が容易に吸収できる。
また、「在庫ブローカ」と「受注ブローカ」がともにデータの更新履歴を保持する必要があれば、その機能を抽象クラス「履歴管理付きのブローカ」から継承して利用することができる。
データ構造を表現するためのクラス群画面クラスと業務ロジック・クラス間での受け渡されるデータは、レコードクラスのインスタンスとして表現される。
レコード・クラスは、単純な場合にデータベースのレコードと同一の構造となる場合もあるし、より構造化・階層化された複雑なものとなる場合もある。
レコード・クラスはデータのコンテナであるが、同時に最小限のデータ・アクセス・メソッドも実装される。
たとえば「在庫」クラスは「品目コード」「数量」といったメッセージに対して自身の品目コードや数量を答えることができる。
レコード・クラスのアクセス・メソッドは、業務ロジック・クラスを階層的に記述するうえで重要である。
たとえば、「履歴管理付きのブローカ」を抽象クラスとして実現するには「在庫」のレコード・クラスと「受注」のレコード・クラスに同じ名前で履歴に関するアクセス・メソッドを持たせておくことがポイントとなる(もちろん、これらのレコード・クラスを「履歴付きレコード・クラス」のサブクラスとして実装する方法も可能だが、Mは多重継承のできないSmalltalkを採用している。
関係で、このようなクラス構造にはしていない)Mアーキテクチャの優位点上記のようなアーキテクチャは、Mに以下のような利点をもたらしている。
・画面を中心とした業務設計顧客、とくにシステムではなく実務を担当している顧客の担当者にとっては、「製品」や「作業者」といった抽象的なエンティティで定義した業務モデルでは直感的に理解することができない場合が多い。
顧客と共通の土俵上で業務の設計を行ううえでは、「画面」のイメージが極めて重要となる。
Mでは画面が独立したクラスとして実装されているため、業務設計の結果がダイレクトにクラス構造に反映しやすく、顧客にとってもまた開発担当者にとっても扱いやすい。
業務ロジックの分離一方で、画面をあまりに重視しすぎると、画面の表層的な問題と業務ロジックの本質とが庫然としたシステムになってしまい、結果として硬直したシステムとなってしまうことが多い。
Mでは、画面を重視しながらも業務ロジックは画面から分離されるため、このような問題が生じにくい。
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